医学部受験生におすすめ参考書・問題集(数学編)

医学部受験生におすすめの参考書・問題集を紹介していくシリーズを始めます。まずは数学編です。

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対象者

センター試験の過去問で数ⅠAは75点以上、数ⅡB70点以上が取れる実力がある人が対象です。

爆益医学生
爆益医学生

この先センター試験がどういう扱いになるかはわかりませんが、実力の指標としては最高だと思います。

センター数学で数ⅠAは75点以上、数ⅡB70点以上がまだ取れない人は、残念ながら医学部受験生をまだ名乗ることはできません

数ⅠAは75点以上、数ⅡB70点以上取るための参考書・問題集については今後またまとめていきたいと思います。

また、東大理Ⅲ、京大・阪大医学部を狙う人は今回紹介するものだけでは足りないと思いますので、+αが必要になってきます。

では、さっそく紹介していきます!

1対1対応の演習シリーズ

テーマ例題とその詳しい解説が1対1で対応して載っている「1対1対応の演習シリーズ」が1番のオススメです。

同じような問題集に「チャート式シリーズ」があり、医学部受験生には青チャート!と青チャートを推す声も強いですが、青チャートは問題数が若干多めで1周するのも結構大変です。

また、青チャート以外のチャート式にも言えますが、同じような例題が何ページにも渡って続いていることがあり、ちょっと無駄が多いですね。

1対1対応の演習シリーズの方が少ない問題数でまとまっており、効率の良い勉強には適していると思います。

これを2~3周くらいして、解法のパターンを手を使いながら暗記してしまいましょう。相当な数学力がつきます。東大理Ⅲ、京大・阪大医学部以外の医学部なら、もうこの「1対1対応の演習シリーズ」だけで十分なレベルになります。

例題の下に1問演習問題が付いていますが、これは余力がある人だけで良いです。例題だけを、とりあえずまず2周しましょう。

シリーズは数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B、数Ⅲ(微積分編)、数Ⅲ(曲線、複素数編)の全6冊となっています。

やさしい理系数学

通称:やさ理。受験界隈では散々ネタにされているので、ご存じの方も多いと思いますが、全然やさしくないです。

「1対1対応の演習シリーズ」をマスターしてしまって物足りなくなった人や、入試で数学で点を稼ぎたい人以外は手出し不要。

爆益医学生
爆益医学生

やさ理の上位問題集に「ハイレベル理系数学」がありますが、そっちはもっと手出し不要!

初学者には難しいですが、内容と問題の質は良いです。

受験数学について本当に深い理解が得られる良書ですが、実力不足の人にとってはただの悪書ですので、繰り返しですが最低でも「1対1対応の演習シリーズ」は終わってからやって下さい!

計算力トレーニングシリーズ

「考え方は合っていたのに、計算ミスで減点された…」

「計算が遅くて時間内に問題が解き終わらなかった…」

という経験は誰にでもあるでしょうが、本当にもったいない!もし入試でやらかしてしまったとしたら…考えただけで恐ろしいですよね。

やっぱり数学の最後の決め手は計算力だと僕は思っています。

この「計算力トレーニングシリーズ」はただの計算の問題集ではありません。

計算のコツや、いわゆる「裏ワザ」のようなものがたくさん載っています。

僕が最も凄いと感じているのは、「たすき掛けをつかわない因数分解」です。

二次式の因数分解で二次の項が2以上の時はたすき掛けを使うのが一般的ですが、この本にはたすき掛けを使わない方法が載っています。僕の場合、このやり方で計算スピードが1.5倍~2倍になりました。

興味のある方は、是非読んで頂ければと思います。

「計算力トレーニングシリーズ」は上・下・数Ⅲの全3冊になります。

爆益医学生
爆益医学生

数ⅠAⅡBだけで上下巻が作られましたが、好評につきその後数Ⅲが作られた感じです。

合格る計算シリーズ

計算の問題集ではこの「合格(うか)る計算」シリーズも良いです。

特に、数Ⅲ編の巻末についていた、積分練習カードがかなり良かったです。

数Ⅲの積分を解くときは「この形は置換積分!」「こっちの形は部分積分!」など、数式の形を見て瞬時に解き方を判断する必要があるのですが、そのレベルに達するにはそこそこ練習して「パターン暗記」しないといけません。

この積分練習カードは暗記カードのような形で、表に数式、裏に簡単な解き方が書いてあり、スキマ時間を使ってパターン暗記をすることができ、使い勝手が良かったです。

合格る計算シリーズは数ⅠAⅡB・数Ⅲ・確率(合格る確率)の全3冊です。

買ったら一冊最後までやり切ろう

数学以外でも言えますが、問題集は買ったら絶対最後までやり切るのが大事です。

これは合わない→あれを買ってみよう→やっぱりこれも合わなかった、と際限なくいろんな問題集に手を出すのが最悪です。

逆にやり切れなさそうなレベルの問題集は買ってはいけないということですね。

背伸びして難しそうな問題集に手を出したくなる気持ちはわかりますが、「最後までやり切れそう!」という確信が持ててから買っても全然遅くないと思います。

コメント

  1. おさかなクッパ より:

    わぁい大学受験の話 あかり大学受験の話大好き

  2. より:

    国試前の暗記力あって受験数学やるってなったらちょろかっただろうな〜って思いませんか?

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